学校の帰り道。自転車のカゴにステレオスピーカー入れて大音量で下校していた頃、たくさんの景色を観ていました。
音楽と景色というのは、その時その時の心情とマッチすると一生の宝になります。その頃の青春とは燃える陽炎。今でも思い出しますが夢でもよく見ます。
夢というのは幻想の中に憂鬱があって、掴めそうで掴めない手がそこにあります。
ネバーエンディングストーリーは、子供から大人になると見れなくなる。トトロもピーターパンもそう。子供心が無ければ存在しません。
オトナに向かう秒針が切れても歳は取るから、あの頃と変わらない瞳のまま大人になりたいと思う。
ゆめかぜとは、戻れない過去を愛おしむ想いが募り、夢に風として入りこんでくる空想です。
四季を通していくつになっても忘れない瞬間が誰にもでもあると思いますが、その瞬間のせつなさを歌詞にしています。